L-カルニチンを効率よく摂りたい方のために、含有量が多い食品をランキング形式でまとめました。
肉類、魚介類、乳製品など、様々なカテゴリーの食品を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
L-カルニチンの機能について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
肉類
L-カルニチンは、動物性食品に多く含まれており、特に肉類は優秀な供給源です。
食品名 | 100gあたりのL-カルニチン含有量(mg) |
---|---|
羊肉(マトン、ラム) | 190 |
牛肉(肩ロース、赤身) | 95 |
鶏肉(ササミ) | 30 |
豚肉(ヒレ) | 25 |
※ L-カルニチン含有量は、部位や調理方法によって異なります。
羊肉は、L-カルニチン含有量が最も多い食品です。ラムチョップやジンギスカンなど、様々な料理で楽しめます。牛肉は、羊肉に次いでL-カルニチン含有量が多い食品です。ステーキやローストビーフなど、赤身肉を選ぶようにしましょう。鶏肉は、皮を取り除いたササミにL-カルニチンが多く含まれています。サラダチキンや焼き鳥など、ヘルシーな料理に活用できます。豚肉は、L-カルニチン含有量は少ないですが、ビタミンB1などの栄養素が豊富です。豚しゃぶや生姜焼きなど、脂身が少ない部位を選びましょう。
魚介類
魚介類にも、L-カルニチンが含まれています。
食品名 | 100gあたりのL-カルニチン含有量(mg) |
---|---|
赤貝(生) | 108 |
カツオ(生) | 28 |
マグロ(赤身、生) | 21 |
ブリ(生) | 18 |
イワシ(生) | 17 |
サケ(生) | 15 |
サンマ(生) | 14 |
アジ(生) | 12 |
赤貝は、魚介類の中で最もL-カルニチン含有量が多い食品です。刺身や寿司などで楽しめます。カツオやマグロなどの赤身魚にも、L-カルニチンが含まれています。ブリ、イワシ、サケ、サンマ、アジなど、身近な魚にもL-カルニチンが含まれています。
乳製品
乳製品にも、L-カルニチンは含まれていますが、含有量は肉類や魚介類に比べて少ないです。
食品名 | 100gあたりのL-カルニチン含有量(mg) |
---|---|
牛乳 | 3 |
チーズ(プロセスチーズ) | 2 |
ヨーグルト(プレーン) | 1 |
牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品にも、L-カルニチンは含まれていますが、含有量は肉類や魚介類に比べて少ないです。
その他
アボカド、ブロッコリー、アスパラガスなどにも、L-カルニチンは含まれていますが、含有量は少ないです。
L-カルニチンを効率良く摂取するためには、肉類、特に羊肉や牛肉を積極的に食べるようにしましょう。魚介類も、L-カルニチンの良い供給源となります。乳製品は、L-カルニチン含有量は少ないですが、他の栄養素も豊富なので、バランス良く摂取しましょう。
※ L-カルニチン含有量は、食品の産地や種類、加工方法などによって異なる場合があります。
参考文献
- 文部科学省. 日本食品標準成分表2020年版(八訂).